師匠の散歩

2012年09月22日(土) 甲武信ヶ岳 徳ちゃん新道-近丸新道

概要

各種地図
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Leaflet-KML版
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概略ルート形状
map距離x標高
map距離x速度
map時間x標高
map時間x速度
  • 出発時刻/高度: 06:38 / 1106m
  • 到着時刻/高度: 15:30 / 1105m
  • 合計時間: 8時間52分
  • 合計距離: 15.14km
  • 最高点の標高: 2454m
  • 最低点の標高: 1096m
  • 累積標高(上り): 1761m
  • 累積標高(下り): 1754m

天気情報

曇り時々晴れ

今にも雨が降りそうな曇り空が続きますが、頂上では青空の見える時間帯がありました。
しかし周囲はガスが多く、遠望はできませんでした。

駐車場

西沢渓谷無料駐車場

約50台ほどのスペースがあります。今日も西沢渓谷の観光客が多かったですが、紅葉の時期になるともっとすごい人出になりそうです。

群馬からは国道407号で熊谷を過ぎ、国道140号で花園ICの下を過ぎ、秩父を越え雁坂トンネル(現金のみ710円)を越えてみちの駅みとみの直前を左折します。西沢渓谷はさすが観光地、登山口まで片側1車線が続きました。ただし、雁坂トンネル入り口で工事があり、交互通行になっていますのでご注意を。雁坂トンネルはひたすらまっすぐの道で、疲れた帰りはしんどかったです。

山行時間

6:38駐車場-6:53トイレ-6:57近丸新道登山口-7:03徳ちゃん新道登山口-
8:46新道合流-9:30(2111P)-10:29木賊山破不山分岐-10:35木賊山-10:49甲武信小屋-
11:05甲武信ヶ岳11:30-11:44甲武信小屋11:57-
12:10巻き道破不山分岐-12:14木賊山破不山分岐-
12:52(2111P)-13:22新道合流-
14:23ヌク沢渡渉-15:10近丸新道登山口-15:14トイレ-15:30駐車場

総山行時間:8時間52分


登山口から2111mピーク付近までのみGPSロガー(m-241)のデータを利用。
他はヤマレコクリックで作成。

登山経路

■駐車場から徳ちゃん新道登山口
 登山口に行くまで「徳ちゃん新道」の指標は出てきません。
■徳ちゃん新道:新道分岐まで
 単調できつい登り坂が続きます。展望台や鎖などのアクセントがないため、休憩するタイミングが取れず、疲れが溜まります。
■木賊山分岐まで
 シャクナゲの坂、ガレ場の坂が長く続き、疲れます。
■甲武信ヶ岳まで
 それまでの急坂が嘘のようになだらかになります。 甲武信小屋から頂上までは手入れの届いた九十九折れの道です。
■新道分岐までの下り
 大きな段差もありますが、楽に下れる場所を探しながら歩きます。膝を痛めるような段差、転びそうな浮石はほぼ無かったと思います。
■近丸新道:ヌク沢まで
 巻き道や九十九折れの道が続き快適です
■ヌク沢渡渉
 渡渉場所を探すのが大変かもしれません。岩は苔がついて滑りやすく、滑りやすい岩にかかとを置き、四つん這いになって靴を半分濡らす程度で渡渉できました。
■ヌク沢
 渡渉後は沢方向ではなくまっすぐ東の崖を登ると林道になるようですが、リボンを見つけられず、薄い踏み跡をたどって沢の左岸を歩きました。途中から崖(坂とは言えません)をよじ登って林道に出ましたが、できればヌク沢渡渉後に林道に上がる場所を見つけましょう。
■近丸新道:林道
 トロッコのレール跡は平坦なところが多く、最初は快適でしたが、行けども行けども林道が終わらず飽きてしまいました。また、危険な崩落場所があちこちにあり要注意の道です。滑りやすい雨の日、小さい子供連れでは選択しないことを勧めます。

写真(山行)

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ループ橋を渡り、みちの駅みとみでUターンしてここを曲がりました
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朝6時すぎなので、登山者の車だけだと思います
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駐車場奥に行くと青い看板があり「ここから登らないでください」とのことで、駐車場に降りてきた坂に向かいます
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バス停横にあった切り株の「きつね」
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ループ橋の下をくぐります
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きれいなトイレの前に登山ポストがありました。白紙の記入用紙は入っていませんでした
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西沢渓谷が甲武信ヶ岳の3倍ぐらい詳細に書かれていました
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すぐに近丸新道登山口なのですが、ここには「徳ちゃん」の文字が一切ありません。今日は徳ちゃん新道を登る予定だったので通り過ぎます。左の道が少し下りなので地図で確認してます
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ヌク沢を越えるところにも看板なし
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大きな建物(西沢山荘)の手前に徳ちゃん新道の登山口がありました
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最初はなだらかな坂です
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九十九折れの道で高度を稼ぐと、沢や車の音がはるか下から聞こえるようになります
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尾根の登りが始まりました
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尾根ですが九十九折れの道になっています
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まだまだまっすぐ登りが続きます
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やっと小ピークがあって道が平坦になりました
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でもすぐに登り
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岩尾根の登り
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近丸新道からの道と合流
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しゃくなげの道が始まりました
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こんな段差が多いです
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尾根先端部の石標を写真撮影。GPSデータで確認したら2111mピークでした
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岩だらけの坂になってきました
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散りかけですが、登りで初めてみた花です
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出発して3時間半経過。ここで3時間半で甲武信ヶ岳に登ったという人に会いました
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岩があってピークみたいでしたがまだまだです
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やっと分岐に到着、左の木賊山に行きます
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すぐに鶏冠山への分岐がありました。でも通行止めロープで、その先の踏み跡も消えかけでした
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ゆるやかな坂を登り木賊山に到着。三等三角点ですが一等並みにコンクリートで囲んでもらっています。三等三角点:破風・2468.62・TR35338658801
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木賊山の山碑、その裏に靴が。これを置いて行った人は何を履いて下山したんでしょうか
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やっと甲武信ヶ岳とご対面。ガスガスでしたが運よくガスの切れ間ができました。ここからガレた道を下ります
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甲武信小屋の手前左方向が甲武信ヶ岳への道です
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ここからの道は丁寧に整備されていて、石を敷き詰めた九十九折れで登りやすかったです
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ガレ場に出たら急になだらかになります
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木に囲まれたところを歩くと頂上の碑がありました
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西方向のパノラマ。富士山どころか金峰山も見えません。写真右奥のこぶこぶの向こうがに八ヶ岳連峰があるはずですが。。。
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コーヒーを飲んで一休み
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撮影してもらった若者は、甲武信ヶ岳が登山最初の山だとのこと。驚いていると、川上村が地元なので、金峰山か甲武信ヶ岳どちらにしようか考えて低いほうを選んだとのこと
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ガレ場から見た木賊山。そうそう、木賊は「とくさ」と読みますが、誰も読めませんよね
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甲武信小屋でもひと休止。奥のほうにある有志(100円)のトイレはきれいでした
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トイレ前に咲いていたトリカブト
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今日はまだ1Lしか消費しておらず、あと500ccあったので補給しませんでした
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巻き道に行きます
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小刻みのアップダウンがあります
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ここを右に行きます
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なだらかですが疲れているのできつかったです。ここを左に曲がればあとは下るだけ
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ガレ場はガスガスで間違って右下に降りると大変です。ここは左ぎりぎりを歩きます
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快調に下ります。広い尾根で間違いそうなところはロープが張られています
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こんなきれいなシャクナゲの道もあります
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軽く登ったら新道合流地点、ここは左の近丸新道に行きます
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ちょっと急坂を下るとシャクナゲのトンネル
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このあたりにはたくさん咲いていました。花は先端にしかないのでアキノキリンソウじゃなくキオンです
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こんな巻き道のようなところを歩きます
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岩尾根
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段違いに劈開した岩
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三叉路で踏み跡は左のほうが濃いですが、リボンは右にあったので右に行きました
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右に砂防ダムが見えますがまだまだ尾根を下ります
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ここの左に出てきました。右のほうにもリボンがあり、さっきの分岐は右の砂防ダムの手前に出るようです
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5cmほどの大きなトリカブト。写真は青ですが実物は紫色です
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向こうにリボンがあったのでここを渡渉しました。あちこちに壊れた鉄橋(幅30cmほど)がありました
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何も考えずに、薄い踏み跡の道を川沿いに歩いてしまいました
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小さな滝は左岸を高巻きで越えます
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狭い踏み跡の高巻きもきつくなってきました。上を見上げると明らかに林道がありそうな感じなので、約5mほどを木の根や笹をつかんで登るとトロッコ跡の林道に出ました
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崩落しているところもあります
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桂石の敷き詰められた歩きやすい道
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崩落が進んでいる場所は要注意で歩きます
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上から土砂がかぶさるので、踏み跡もかなり幅が狭くなっています
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こんなところにみごとな切り株が
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やっと下山開始
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朝見送った近丸新道登山口に降りてきました
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登山口の案内図
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アスファルト道を歩いていると青い花。アキチョウジじゃないでしょうか
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その横にはツリフネソウが一輪
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無料駐車場に戻りました

感想

土曜の天気予報は関東一円で天気が悪く、日曜は用事があったのでどこにしようかあちこちの天気を見ていたら、前日の天気予報によると山梨方面は夕方は雨ですが昼間は晴れるとのこと。この段階で行き先は登りたい山の一つだった甲武信ヶ岳に決定。

雨の降る群馬を4時に出発し、雁坂トンネルを越えてやっと濡れていない道になって半円の道を下るとみちの駅みとみ。ここまで2時間しかかからず、日光男体山より西沢渓谷のほうが近い(早く来れる)ことがわかりました。

食糧は武甲山のふもと近くのコンビニで調達。西沢渓谷は観光地なので、コンビニはありませんが自動販売機はあちこちにありました。みとみにはコカコーラ/ペプシのサービスマンは入っておらず、伊藤園のみです。

西沢渓谷から甲武信ヶ岳への所要時間は、ヤマレコの過去ログでは4時間以内が多いのですが、高原地図や甲武信小屋HPでは6時間とあります。銀山平〜皇海山(山行時間:14時間)のときのことを考え、最悪6時間かかる腹積もりで登りましたが、登りが長いこと長いこと。途中で下山されてきた人に聞くと、「甲武信ヶ岳をなめてました。3時間半で登れたけどもっと早く登れると思ってた」とのこと。その話をしていたのが出発から3時間半の場所。やっぱり6時間コースか、と思いながら少ししたら木賊山破不山分岐になり、そこからは傾斜が嘘のように楽になり、結局4時間半で登ることができました。事前の計画では三宝山にも行こうと思ってましたが、そんな余裕はなく、約10人ほどがたむろする山頂で、遠望の利かない見晴らしをボーっと見ながら休憩。

甲武信小屋では小屋番の「とくさん」らしき人がなにやら仕事をしていましたが、ビールを頼むことも無かったのでテーブルで休憩。ふと携帯の電源を入れるとアンテナが立っていました。うれしくなったので知人にメールを打って、すぐに携帯の電源はオフ。

下山はがんがんスピードを出したつもりで歩きましたが、休憩を省いて3時間強。このスピードで登らないと3時間半で登れないのかと思うと、朝に会った人は驚異的です。ヌク沢の渡渉後はごく薄い踏み跡で沢沿いに歩きましたが、すぐに林道に登れてよかったです。ただ、そのあとのトロッコ跡の林道が、崩壊地点が多く気の抜けない道でした。

全体として、道迷いになったら危険なところ(踏み跡、作業道などの分岐)にはロープが張られており、分岐点には指標があるので迷うところはないと思います。(ヌク沢渡渉後の林道への道を間違ってしまいましたが。。。)

天気予報では晴れだった23日日曜日は土曜日以上の雨が降っています。結果的に22日に山行を決行して正解でした。

山行データを整理していて困ったことが起きました。少ないながらも登った山をパソコンで整理しているのですが、今まで日本百名山には三角点があるのが普通だと思っていたため、三角点の山で特殊な名称として百名山と定義していました。ところが、甲武信ヶ岳には三角点が無い。データ整理方法を考えなおさなくちゃ。もうひとつ困ったことには、甲武信ヶ岳の山頂の経緯度があまり正確じゃない。国土地理院・山だらけの経緯度は精度が低く、地形図に描かれる標高の数値の左にある黒丸が最高地点であることが多いんだけど、甲武信ヶ岳では点線と黒丸が重なっているのか点がわからない。地形図の中心位置表示スクリプトで黒丸がありそうな位置を探ると、北緯:35.90911、東経:138.728903(世界測地系)というのが求められました。実際の山頂はなだらかで最高地点がどこかわからなかったぐらいなので、あまりとやかく言わないのがいいんでしょうかね。(コメント長すぎ)

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