師匠の散歩

2013年07月21日(日) 金精峠駐車場から前白根山・白根隠山経由でピストン

概要

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概略ルート形状(Perl)
map距離と標高(Perl)
map距離と速度(Perl)
map時間と標高(Perl)
map時間と速度(Perl)
  • 出発時刻/高度: 04:40 / 1884m
  • 到着時刻/高度: 16:10 / 1881m
  • 合計時間: 11時間29分
  • 合計距離: 18.02km
  • 最高点の標高: 2389m
  • 最低点の標高: 1860m
  • 累積標高(上り): 1494m
  • 累積標高(下り): 1508m

天気情報

曇り時々晴れ

午前中は曇り、午後から太陽が顔をだすこともありました。前白根山から白根隠山は風が強かったです。

駐車場

金精峠駐車場

日光市内から中禅寺湖・戦場ヶ原を抜け金精トンネルの入り口左に駐車場があります。
きれいに停めれば20台ぐらいのスペースで、出るときは車に注意です。

山行時間

4:40金精峠駐車場-5:04金精峠-5:38金精山-
5:56国境峠-6:19五色山-6:42前白根山-
7:05地震避難小屋-7:15(2385m)ピーク-7:29白根隠山-
7:55白檜岳-8:25(2296m)ピーク-8:47水場分岐-
9:41錫ヶ岳10:23-
11:04水場11:14-11:48(2296m)ピーク-12:32白檜岳-
13:05白根隠山-12:21(2385m)ピーク-13:33地震避難小屋-
13:57前白根山分岐-14:23五色山-14:49国境峠-
15:11金精山-15:47金精峠-16:10金精峠駐車場

総山行時間:11時間30分
往路:5時間01分
復路:5時間47分

GPSデータはiPhone5+DIYGPSで取得。

登山経路

登山ポストは駐車場奥の登山口にあります。新規記入用紙はありませんでした。

■駐車場〜金精山
 急で段差の大きな坂で、ハシゴ・ロープ・階段が多数あります。

■金精山〜避難小屋分岐
 観光登山道なので踏跡は明瞭で指標がしっかりとあります。

■避難小屋分岐〜白根隠山
 踏跡は薄く指標およびテープ類はほぼありません。しかし、迷うところは無く、斜面は緩やかで歩きやすいところです。

■白根隠山〜錫ヶ岳
 調べたところでは白根隠山からのルートは踏跡が無く迷いに注意とありました。しかし、これが思っていたより踏跡がしっかりとあります。ただ、笹やシャクナゲが上にかぶっているので踏跡が見えづらいだけで、幅40cmほどの踏跡が林間を除いてずっと続いていました。四角の鉄標識・テープ類もかなりあります。
 この踏跡は上からは見えないことが多いです。つまり、一度踏跡に入ったら抜けださないように一歩づつすり足で笹をかき分けて歩きます。すり足なので、倒木や段差でのつまづきに注意です。
 1か所、往路・復路でも同じように踏跡を見失う場所がありました。5mほどの距離なので、その先にある踏跡やテープを探します。
 1か所、謎の分岐がありました。水場入口から南に登り始める場所です。右の青リボンと踏跡に進みましたが、途中からけもの道になり尾根に出るまでは強烈な藪で苦しみました。帰りに確認したら、青リボンの無い尾根に向かう方にも踏み跡がありました。

写真(山行)

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駐車場奥に登山ポストと登山口があります
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登山口周辺は5cmほどの大きな菊科の花が咲き乱れていました
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ガレ場だと思ったら右の林の中に踏跡が続いています
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昔は左の崖崩れは小さかったんでしょうね
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林の中を歩き、崩落地もそれほど注意せずに抜けました
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段差の大きな階段や壊れそうなハシゴが出てきました
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急登が終わったところに分岐があり、右にいくと金精峠をパスして温泉ヶ岳方面に行くようです
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金精峠の神社が見えました
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金精峠はχ字の分岐点。いつでも雨が降りそうな天気でした
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ご神体はコンクリの中らしいっす
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ごちゃごちゃ集合していて名前がわからなかった花が咲いていました。単独咲きがあったので撮影。花冠が5裂なのでコメツツジのようです
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2cmほどと大きなゴゼンタチバナ
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コオニユリが笹に隠れるように咲いていました
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最初のピークの金精山。結構傾斜が急です
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ゴゼンタチバナは樹林帯のあちこちで咲いていました
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金精山のふもとですがトラバースが続いています
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これはじみ〜な花のカニコウモリかな?
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登りはサクサク登れます
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金精山に到着
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山頂からの眺め。曇りで遠くの山は見えませんが、日光連山までなら良く見えます
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ここから尾根沿いに下ります。最初に目に入る右下への道を行かずに、岩の段差の左へ道を行きました
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展望台から金精山。笈吊岩(おいつるいわ)は逆ハングに見えます
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数日前に笹を下刈りしていただいたようで歩きやすく感謝です。錫ヶ岳周辺の笹の踏跡とはほぼ同じ幅だったりします。
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国境峠
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笹がずっと続きます
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展望のよい笹道。右は2303m峰と奥に五色山
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ちょいとガレた登りで五色山
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五色沼と日光白根山。目標の錫ヶ岳はまだ見えてません
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前白根山までの尾根道。こちらから見ると気持ちよさそうに見えますが、実際は石の多いガレた道です
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最初のハクサンフウロ
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ぼんぼりのようにかわいいハクサンシャクナゲもあちこちで残っていました
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シラネニンジン
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イワオトギリがあちこちで咲いていました
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とがった葉なのでアカモノ、、、じゃなくて、花のすぐ上の葉は丸いじゃないか。5mmほどと小さいですがコケモモですな
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左に前白根山、右に白根山、間の一番高いのが白根隠山。一番遠くのぽこぽこした山が錫ヶ岳
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ウスユキソウ
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前白根山でぐるっと撮影。白根隠山の左に皇海山、その左の袈裟丸連峰が良く見えます
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目的の花は見つからず、マルバシモツケが少しだけ
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コイワカガミを一輪だけ見つけました
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五色沼への分岐は窪地にあります
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ミツバオウレンにしては花弁が丸い。普通にシロバナノヘビイチゴかな
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ハクサンフウロはなぜ群生せず、ぽつりぽつりと咲くんでしょう
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たぶんキジムシロ。イワオトギリが目立って多く、良く見ないとキジムシロだと気付かない
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分岐右は避難小屋で、真っ直ぐの白根隠山へはめっきり踏跡が薄くなります
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地震避難小屋
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白根隠山まではなだらかな道が続いており、右下に雪渓が残っていました。目指す錫ヶ岳も見えていますが、この時点ではどの山かはわかっていません
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白根隠山で360度パノラマ。写真右のピークが錫ヶ岳で、左に皇海山・袈裟丸連峰、その間に雲に浮かぶ赤城山が映っていました。そうすると写真の一番右は武尊山だな
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風が強くキャップが飛ばされました。幸いステッキが届く範囲で、このあと頭を押さえながら歩きました
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尾根道から2mほど離れたところに3株だけ咲いていました。花冠の先端に毛が無いのでイワギキョウ
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手前は日光白根山から避難小屋に下る道と同じようなざれた下りです。歩きにくさは後で出てくる笹の登りに比べれば天国です
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踏跡がうっすら見える笹道になりました。写真はちゃんと水平にカメラを構えていて、木は右に傾いています
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白根隠山から見ていた写真のコルのところです。まだまだ前哨戦ということなのか、周囲に標識・リボン・テープの類は見当たりません
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岩尾根は巻き道を通ります
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やっと錫ヶ岳と向かい合わせになり、ここから標識・リボン・テープが多くなりました
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バイケイソウ。谷川岳で見たコバイケイソウの10倍(こちらは約5cm)ほど花が大きい
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こんな沼がありました。動物の足跡がついています
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このあたりで踏跡を見失いました。踏跡の上に笹を踏みつけてしまっているのかもしれません。適当に歩いていると踏み跡とリボンがありました。復路でも全く同じ場所で踏跡を見失いました
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木はほとんど枯れています
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雪が残っている北の山並み。山名は全く分かりません
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林になりました
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ここはミツバオウレン単独の花畑になっていました
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どこがピークかわからないまま歩いています
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林を抜けるとこんな感じで杉orシャクナゲの藪に突入です。足元は幅40cmほどの踏跡がちゃんとあります
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上からは踏み跡はさっぱり見えません。すり足で笹をかきわけ歩きます
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いきなり平地に出ました。右を見たら水場とあり、帰りに寄ることにしました
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ここはまだ道に迷っている場面ではなく、普通に手前枯れ木の左にある踏跡を歩いて尾根に向かっています。迷っている時の写真は恥ずかしいので撮影しませんでした
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コルに出て、最後の登りです。ここの笹の登りが厳しく、これまで下りだった笹の道を戻るのかと思うと気が重くなりました
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変な形の三角点と思いきや、御料局三角点というらしいです。三等三角点は点名:錫ケ岳・2388m。珍しく小数点以下の数字のない標高です
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錫ヶ岳の山名板
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展望が無いと聞いていましたが、東と南方向が見えました
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白根山スキー場を出発して皇海山を経由して銀山平まで単独で行く予定という人に撮ってもらいました
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帰り道の笹原です
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ここが道を間違えたところ。右に青テープがあって踏跡もあるんですよね。正規のルートはは左の尾根に向かう踏跡です
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水場分岐から斜めに下り、途中に青い水標識があってこのまま歩いていいのかなと思いつつ歩いていると沢っぽいところに出ました
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帰りのここの笹登りが一番堪えました。左の山は日光白根山みたいです。こっちから見たらハゲ山ですね
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笹の登りを終え、気持ちのいい笹原にて。左に白根隠山が見えます
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五色沼への下りは左の尾根を通ると別ログにありました
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ハナニガナが咲いていました
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黄色いスミレで見分け方は柱頭(花の中央のめしべ)の形。これがY字形なのでここに咲いているのはキバナノコマツノメ。楕円だとタカネスミレらしい
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コオニユリとハクサンシャクナゲ
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イブキトラノオというんでしょうか
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燧ケ岳が見えるところでパノラマ
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アカモノの実で解決と思いきや、葉が丸いのでコケモモでした。とすると周辺で咲いていたのもコケモモだったか
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ツマトリソウらしいです。ちなみに、ツマトリソウは一般に7枚花弁らしいですが、ここのは6枚ばかりでした
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たくさん群生していて花がひらいているのが数株ありました。ハンゴンソウらしいです
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苔の花?つぼみ?
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マルバダケブキも群生していて咲き始めです
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白根山からは人の声が聞こえ、五色沼の周囲も人がいっぱいいます。向こうは楽しそうだな。こっちはバテバテです
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金精山で最後の休憩。前を見たらトンボがたくさん飛んでいました。足元の岩にとまっていたので撮影
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朝はつぼみだったバイケイソウが満開になっていました
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下りはしっかりロープを握ってストックもザックにしまってます
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金精峠から。駐車場が見えます
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感想

この日は目標の1つであった錫ヶ岳を攻略する日。
朝2時過ぎに家を出て、予定どおり(?)Googleで2時間30分の経路を2時間で劇走して金精峠駐車場に到着。身支度を整え登山届をポストに入れて出発。

天気予報では曇り時々晴れだったはずなのに空が見えず、今にも雨が降りそうな感じがつづく。雨がざーっと降ってくれれば、さらに雷があれば「今日は決断の敗退」って形で引返すんだけどなぁっと思いながら歩いてました。

五色山が最初の曲者。これを抜けると火山特有のガレた道になり、風が強くなってきました。特に白根隠山周辺の風は強く、体温調節でウインドブレーカを着たり脱いだり忙しかったです。

なんだかんだで白根隠山まで3時間。雨も降りそうにないので戻る気はなくなっていますが時間が気になります。周囲が暗くなるのは19時頃として、出発から7時間経ったらどんな状況でも引返すことにして先に進みました。

ルートは尾根に沿っており踏跡は思った以上に明確でした。笹も膝ぐらいしかありません。皇海山〜六林班峠や中袈裟丸〜奥袈裟丸の胸元普通背丈まで伸びる笹藪を歩いた経験からすれば距離以外に不安要素はありませんでした。(一か所迷った時は泣きそうだったことは置いといて。。。)

未経験だったのは笹藪の登り。錫ヶ岳から白檜山への登り返しは、余力を残しておきたいところなのに笹との摩擦で足がどんどん疲れてきます。傾斜が急なところは笹を持って体を引き上げますが、中途半端な傾斜では足だけで歩かないといけない。一旦足を止めると時間ばかりが過ぎてしまうので、止まらないけどゆっくりと一歩一歩よっこらしょと歩きます。

笹の登りが終わったらもうこちらのもの。白根隠山のざれた斜面の登りは軽いもんです。結局往路に30分追加(10分は水場経由)で戻ることができました。

本日すれ違ったのは確か7人。
1人は金精山で会った写真メインの人。
1人は避難小屋に泊まった帰りという人。
2人は錫ヶ岳頂上にいた人。
1人は白檜山付近ですれ違った人。
あと五色山から前白根山を周回していると思しき2人。
姿だけで言えば、白根山山頂と五色沼周辺に、い〜っぱい人がいました。

錫ヶ岳頂上で会った1人は巨大なザックを持っておられました。19日に避難小屋で泊まり20日は水場で泊まったそうです。これから皇海山を通って六林班峠から庚申山荘・銀山平に行くとのこと。途中の水場を確認する地図を見せてもらいながら、うかつにも「明日・明後日は雨の予報ですよね」と言ってしまいました。どんな雨だかわからず、雨を承知で行くことだってできるはずですが、大いに迷わせてしまったようです。結局なんだかんだで30分ぐらい話をしてしまいました。行くにしろ戻るにしろ大変な荷物なので大丈夫だったか気になります。

その人に水場で7本確保できたと聞きました。実際に行ってみると、最初の水場はパイプからは水は出ていませんでしたが、少し下ったところでは水が採取できました。完全なる湧水ではありませんでしたが、いつもの沢の水に比べれば十分水源で、冷たくておいしかったです。ここまで1L消費していたので1L補充しました。最悪は五色沼へ下る途中にある水場に寄らないといけないと思っていたのでラッキーでした。トータル2.5Lの消費です。

さて、今日もたくさんの花の写真が撮れたので満足です。でも帰ってから花の名前を探すのが大変。ヤマレコなどのブログを徘徊し、四季の山野草で検索し、「○○ 似た花」で再検索して間違いが無いか確認して、ボツ写真に葉が映っていないか探して(花の名前を決定するのに花の形じゃなく葉の形、葉の裏の毛の有無、で同定することが多いです)。それでも間違っているのはいっぱいあると思います。

さてさて、ロングコースの目標だった1/3は無事クリアできました。あとの2つも今年中にクリアしたいな。(群馬県内を出ないローカル山行です)

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Copyright(C) 2010-2013 Grandmaster 最終更新:2013/07/23