師匠の散歩

2014年07月22日(火) 鶏冠山、甲武信ヶ岳には行かず木賊山まで徳ちゃん新道を下山

概要

各種地図
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Leaflet-KML版
map
概略ルート形状
map距離x標高
map距離x速度
map時間x標高
map時間x速度
  • 出発時刻/高度: 05:01 / 1100m
  • 到着時刻/高度: 15:15 / 1104m
  • 合計時間: 10時間13分
  • 合計距離: 15.83km
  • 最高点の標高: 2455m
  • 最低点の標高: 1096m
  • 累積標高(上り): 1629m
  • 累積標高(下り): 1610m

天気情報

晴れのち曇り、ときどき小雨

駐車場

西沢渓谷無料駐車場

秩父を抜け片道730円の雁坂トンネルを抜け西沢渓谷駐車場に到着。

早朝に限りますが、日光二荒山神社、苗場スキー場、西沢渓谷、どれも東毛(群馬県東部)からだと高速使わず2時間弱の距離です。

山行時間

5:01駐車場-5:28二股吊橋-5:38出合5:47-
7:45第一岩峰基部-8:00第二岩峰基部-8:17第三岩峰基部-
8:32山梨県山頂標識-9:06鶏冠山-10:13(2117P)-12:10木賊山12:14-
12:21雁坂峠分岐-13:42徳ちゃん近丸分岐-14:49登山口-15:15駐車場

総山行時間:10時間14分

GPSデータはiPhone5+DIYGPS、第一岩峰手前のトラバース(岩影で曇り空なので衛星捕捉条件としては厳しい)でデータ飛び激しく数分のログを消去しました。

登山経路

登山ポストは何か所かありますが、インフォメーションセンターの登山ポストを使いました。

二股吊橋を渡ってすぐに鶏冠山登山口があり、河原に降りずに出合まで行きます。出合の渡渉では今日は岩が全く顔を出していないので持ってきたサンダルを使いました。水は結構冷たく、曇っていたのもあって岩の上に立っても全然乾かず、タオルを持っていけばよかったです。

第三岩峰まで、一か所間違ったかもしれませんが、道迷いで困ることはありません。鎖は短く、鎖に全体重をかけることができる人なら全く問題なしです。それよりも、第一岩峰に行くまでが結構きついかもしれません(桐生市の根本山沢コース×3倍の高度差で鎖が無い、でわかってもらえるとうれしい)。第三岩峰は巻きましたが、それによってコースタイムはかなり延びました。今日は人が全くいなくて不安なのと体力温存でパフォーマンスは自重しました。

ということで今日の核心は2115m鶏冠山から木賊山までです。踏み跡はあるのですが薄いところが多く、踏み跡から1mずれてしまったら踏み跡がどこかわからなくなります。鶏冠山まで豊富にあった指標は無く、ところどころにテープがあるだけです。トラバースを続けて最後の登り始めは人それぞれです。僕は過去5人ほどのログを全てカシミール3Dに表示してDIYGPSに取り込んで望みました。一番西のルートをなぞると木賊山まで踏み跡が続いていました。

しゃくなげは、皇海山・袈裟丸郡界尾根のむごい藪を経験した人間としては、非常にやさしい道に感じました。藪というより、ところどころでトンネル、たいていは通路でした。長袖でないと腕が傷つくとかのログが多いですが、ちゃんとかき分ければ半そでで傷なく歩けました。

個人的には、第2の核心部分は下り道。前回甲武信ヶ岳から近丸新道で下りましたが長かった。今日は木賊山から徳ちゃん新道を下りましたがやっぱり長かったです。平坦部はほんの少しで2時間以上ずっと単調な下りが続きました。今日は膝はOKでしたが、ここは下り3時間半〜4時間のペースにしないと膝にあぶないです。

写真(山行)

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西沢渓谷入口のキツネ君
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ここで登山届を提出
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ポストの下に咲いていたホタルブクロ
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山の神に無事下山できることをお祈り
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こちらのお地蔵様にも手を合わせます
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二股吊橋からの鶏冠山、梅雨も明けたし今日は良い天気が期待できます
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渡ってすぐ西沢渓谷の看板、ここが鶏冠山登山口になります
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河原には降りずこんな道がずっと続きます
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ここが出合で、渡渉後は写真中央の沢に進みます
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本日の新兵器、100円ショップのサンダル。水量は多いものの一番浅いところを歩いたので、濡れたのはくるぶし程度でした。右の黒いのは愛用の膝サポータ
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岩を越えるところで水量が多いので何気に注意地点
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岩を越えたら九十九折れの道になります。写真左が出合です
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毒々しいキノコ
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薄暗い尾根
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こちらの尾根になって気持ちいい風になりました
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ゴツン!下を向いていたのでおもいきり頭を打ちました
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尾根をまっすぐ登ります
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植生ががらっと変わりシャクナゲになりました
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岩を支えるシャクナゲの細い枝
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ぐいぐい尾根によじ登ると
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尾根に到着して右を見たらこっちだぞと指標がありました
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このあたり、指標が思いっきりあります
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直登の尾根に行かせない、ナイスな場所の指標
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ふと下を見ると青い指標が見える。あちらが正規ルートということか?こっちも指標通りだったぞ
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ルートが合流したところ。ロープがなければ登山道には見えない
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岩に行きつくとトラバース
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こんな細い溝の道を行きます
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たぶんここは右の崖の上に出ないといけなかったみたい。でも、これはこれで踏み跡に見える
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ここに来たのでやっぱりコースミス。木の枝を乗り越えます
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さっきの写真の岩の上にはテープがあるので、こちらが正規ルートでしょう
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トラバース
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この岩もまだトラバースしました
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ここでトラバース終了で上を向きます
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微妙な踏み跡の登り
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しばし歩くと指標があったので正規ルートを歩いてます
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ここからの急登がかな〜り続きます。木の根が無いと全く登れず、根本山川コース10連鎖を数倍長くしたような感じでした
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岩に到着して180度パノラマ
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道の駅みとみのループ道路や吊り橋が見えます
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そして分かっていましたが降り向くと第一岩峰です
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鎖の途中で咲いていました。鎖と左足の二点支持で写真撮影。他の写真では三葉があったのでミツバツチグリでしょう
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尾根はこの花がずっと咲いていました。葉はツツジ科、色は白のみの釣鐘、探したところウスギョウラクじゃないでしょうか
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第一岩峰の上から360度パノラマ
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360度パノラマバージョン
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ひっそり岩影でホツツジが咲いていました
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ここからは、第二岩峰が下に第三岩峰が同じ標高に見えます
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少し降りて第二岩峰の基部。鎖に全体重をかけるのは2mぐらいで、あっという間に上に到着します
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第二岩峰は逆から見たら一枚岩にま見えません
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これは左に巻く岩です。足元微妙に注意です
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ここは下まで降りず、左の木に巻かれたタオルに左足を乗せて登ると簡単でした。ずるっと滑るのですぐに鎖100%体重です
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登ったところはゴジラの背中、5mほどですが二子山尾根にそっくり
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小ピークから次の道が分かりづらく、GPSで方角を見極めて下ります
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見えないコルまでがっつり下ります
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下り終えて少し歩いたら第三岩峰の基部。今日は岩チャレンジはパスして体力温存です
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巻き道は指標から真下に5mほど下ります
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降りたところは薄暗いところで、リボンを頼りに歩きます
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尾根に戻るとこの指標があり、山頂標識のある左に行きます
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ピークの向こうに山梨県百名山の標識がありました
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180度パノラマ。一番左のピークの上に、うっすらと富士山が見えます
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倒木があったので乗り越えようと立ち上がってずりっ!一歩も歩かずに慎重に降りました
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歩きやすい道です
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ここを登って尾根を歩きます
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岩尾根にはいつもウスギョウラク
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2115m鶏冠山。まだ甲武信ヶ岳は晴れてます
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尾根の道
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尾根のヒメイワカガミに花は無く、実ができ始めているところがありました
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残りハクサンシャクナゲ
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あらら甲武信ヶ岳がガスってきました
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この岩が核心部その1、右の岩に登ると×、左の黄色テープの下の巻き道が○
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こんな尾根が続き
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あらら~。ずっぽりガスに覆われちゃった
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リボンがあるので木の根を鎖と思えばへっちゃら
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しゃくなげの通路。藪とかトンネルとはまだ呼べません
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倒木がありますが右傾斜のトラバースを続けます
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このテープが核心部その2。テープに行かずに左上のテープに登るのが正解で踏み跡もあります
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こんな見事なギンリョウソウを直接見るのは始めて
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尾根に出たら2177Pへの稜線が見えました
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2177Pに来てみたら、木賊山も甲武信ヶ岳も真っ白
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反対の鶏冠山はまだ見えてますが、富士山もガスの向こうです
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植物なんでしょうか
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下ります
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どこもそうですが、テープがあるところは踏み跡も濃く、踏み跡が薄いところにテープが無い
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ここも左の巻き道を行きます
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ゆるい登りのトラバースは踏み跡が薄い
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ゴゼンタチバナ
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あれれ、いつのまにかルートミスしてる
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どこだどこだ、あれれ下の方に踏み跡があるぞ
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やっぱり踏み跡は歩きやすいです
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この倒木の向こうを右に登ります
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登ると小ピークで、昔は青かっただろうバンダナ
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木賊山は真っ白。既に甲武信ヶ岳に行く気は無くなってます
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このあたりはシャクナゲが何本か咲いていました
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くっきり
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お化け岩
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テープ類はありませんが尾根を登ってます
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トラバースぎみの道
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倒木はむりやり乗り越えました
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シャクナゲの道からパッと前が開けました
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反対を向くとこんな感じ。倒木が崩れているところから出てきました
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岩を登らずじっとトラバースを続けます
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残りの残りのヒメイワカガミ発見、花らしいのはこれだけでした
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まだまだ緩い登りのトラバースを続けます。右に登る踏み跡もあります(今年は右に行く人が多い)
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なぜか左下へ分岐がありますが真っ直ぐを続けます。鹿の丸い落し物が多いので左下はけもの道かも
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ザレ場がありますがずっとトラバースを続けます
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踏み跡が登り方向になりました
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ゆるやかな登りと濃い踏み跡
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ずっと踏み跡が続いています
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緩やかになったと思ったらここに出ました。すぐ左が木賊山山頂です
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三等三角点:破風、2468.62m
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誰も読んでくれない「とくさやま(木賊山)」。数分休んで帰路につきます
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通行止めの指標があるのも珍しい。まあ、鶏冠尾根の下りは難易度がかなり高いと思う
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さっき見たガスは雨だったのか、しっとり道が濡れてます
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ここの指標が親切になった、道の駅みとみ=広瀬だったのだ
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反対側は昔のまま。このあと登山口まで「甲武信ヶ岳」の指標はあっても「戸渡尾根、広瀬、みとみ」の指標はいっさいありません
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濡れたガレ場は注意です
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岩のところも展望は良くない
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ハナニガナでしょうか
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頭上にはシャクナゲが結構咲いてます
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斜面いっぱい左右に歩いて膝にやさしく下ります
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ギンリョウソウ
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ふと見上げるとサラサドウダンが咲いていました
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iPhoneはザックの中で確認ができないので道が合ってるか不安。途中でみとみや広瀬などの標識が全くない
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分岐に到着、道は間違ってなかった。前は近丸新道を下ったので、今日は徳ちゃん新道を下ります
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結構な下り坂が続きます
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後半の劇坂がきついです、っていうのが3回ほどありました
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西沢山荘の屋根が見えたら劇坂が終わり、登山口に戻りました
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無事に下山できました
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もう行かないよ鶏冠山

感想

今日は、元気が残っているうちに登ってしまわないとだめだと思っていた日帰り登山の最後となる鶏冠山にチャレンジです。ちなみに、個人的に考えていた元気なうちに済ませたい日帰り登山はこちら
・妙義山表コース
・二子山(上級コース)
・両神山天武将尾根
・皇海山、銀山平から鋸11座、六林班峠周回
・錫ヶ岳〜前白根山ピストン
・袈裟丸山郡界尾根ピストン
・赤城山外輪山(小黒日山含む)
・鶏冠山

谷川岳馬蹄形や奥穂高岳も候補だったのですが日帰りだと夜中出発だし、最近の登山ペースが標準タイムに近くなり早い方とは言えないのでここに載せるのはやめます。

気象庁によれば今日は関東で梅雨明け。前日から見ていた雨雲レーダーでも全く問題ありませんでした。でも、暗い中走っていた秩父はずっと雨。R140で通行止めの看板がちらりと見え、万が一なら戻って両神山だなと思いながら、雁坂トンネル手前でやっと雨がやみました。西沢渓谷駐車場に到着したら鶏冠山はからっと晴れてます。最後はガスが出てきて甲武信ヶ岳には行きませんでしたが、鶏冠尾根でずっと晴天が続いたのは結果的には非常にラッキーでした。

今日用意した水は2Lで木賊山までで1L消費で済みました。しかし木賊山から下りで1Lは足りなかったです。10時間の山行ならやっぱり3L必要で、天気がよければ甲武信山荘で補充しようと考えていたのが甘かったです。ふらふらになりながらアスファルト道を歩き、バス停の自販機で思わずペットボトルのコーラを買って駐車場に戻りました。

本日、当然ながら、木賊山まで会った人はいません。下りではテント泊の2人に抜かれ日帰りの4人を追い越し、小屋泊3人とテント泊4人にすれ違いました(装備ですぐわかる)。学生は夏休みですが梅雨明けすぐの平日は百名山と言ってもこんなものなのかもしれません。

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Copyright(C) 2010-2014 Grandmaster 最終更新:2014/07/24