師匠の散歩

2014年09月13日(土) 谷川岳縦走、土合から茂倉新道で土樽へ

概要

各種地図
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Leaflet-KML版
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概略ルート形状
map距離x標高
map距離x速度
map時間x標高
map時間x速度
  • 出発時刻/高度: 05:07 / 670m
  • 到着時刻/高度: 14:16 / 612m
  • 合計時間: 9時間8分
  • 合計距離: 17.77km
  • 最高点の標高: 1956m
  • 最低点の標高: 594m
  • 累積標高(上り): 1645m
  • 累積標高(下り): 1713m

天気情報

曇り時々晴れ、谷川の稜線はガスの中

駐車場

土合駅前駐車場

水上ICを降りて温泉街を抜け平坦なところになり、ICから約10分の右手が土合駅です。ICを降りてすぐのセブンイレブンが夜中も開いている唯一のお店で、早朝だというのに第2駐車場を含め満車の大盛況でした。帰りは普通に空いていました。
駅前スペースが駐車場で、5時前の到着で10台ぐらい停まってました。ごろ石のためタイヤのパンクが気になる人は道路を隔てた場所など、無料駐車場はあちこちにあります。

山行時間

5:06土合駅-5:23土合口-5:27指導センター-5:33西黒尾根登山口-5:49厳剛新道登山口-
7:39ガレ沢のコル-8:35ザンゲ岩-9:01トマノ耳-9:19オキノ耳-
9:26富士浅間神社奥宮-9:48ノゾキ-10:19一ノ倉岳10:29-10:49茂倉岳-
11:01茂倉岳避難小屋-水場-11:30-11:48川棚の頭-12:20矢場の頭12:30-13:42登山口-
13:51蓮峠との分岐-13:59万太郎尾根との分岐-14:06要注意の分岐-14:16土樽駅

総山行時間:9時間9分

ぷらす 15:21土樽駅-15:31土合駅

登山経路

■土合駅から厳剛新道登山口まで
土合駅からアスファルト道を歩き、土合口・西黒尾根登山口を見送って歩きます。地図で車道とマチガ沢がクロスする100mほど手前左に厳剛新道登山口があります。

■厳剛新道
厳剛新道は西黒尾根の稜線に出るまでの道を2倍長くしたような感じ。傾斜が緩いあいだに速度を上げて時間を稼ぎます。途中で2人を抜いただけで沢沿いをマチガ沢を見ながら登れるので、静かに歩きたい人にはお勧めかも。静かすぎるのは怖いという人には不向きですが。3か所の鎖場は、足元は蛇紋岩なので鎖を使わずに横の段を登るほうが楽だと思います。3本目の鎖は右手から登りましたが最後の一歩で行き詰まり、滑る蛇紋岩に足をかけるべきかいったん戻るべきか悩んでいたら、手の届くところにボルトが埋められていたので安全に登りきることができました。

■西黒尾根からオキノ耳
観光登山道です。岩場に慣れている人なら大丈夫。人が多いので岩場で抜くときと抜かれるときに注意しましょう。

■オキノ耳から一ノ倉岳
歩きやすい稜線がほとんどですが、ところどころが岩場でアップダウンがありますので距離以上に疲れます。

■一ノ倉岳から矢場の頭
茂倉岳は三叉路で、90度曲がる方向が蓮峠の馬蹄形の道、尾根をまっすぐが茂倉林道です。
茂倉避難小屋とトイレの間の踏跡を下ると水場です。小屋から1分と書いてますが、滑りやすい道をゆっくり歩くと3分ぐらいかかります。

■矢場の頭から登山口
樹林帯の中、基本は尾根を劇下り。木の根のところは想定内でしたが、土だけの斜面が滑りやすくて注意です。ところこどころで2mほど登り返しがあるのに文句がつけたくなります。展望がない1時間半下りっぱなしはかなり足にこたえます。

■登山口から土樽駅
蓮峠との分岐、万太郎山への分岐は指標がありますが、その次の分岐が本日最大の鬼門だと思います。土樽駅の方向を示すものは全くなく、道なりに歩くとまっすぐ行ってしまいますが、ここは右の国鉄の高架をくぐっていくのが大正解。橋を渡ったあとでバス停のある分岐も左の関越道の高架下をくぐる道を行きます。 

写真(山行)

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駅のトイレを利用してから出発。ライト類は不要です。
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何気に高度を上げてきました
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田尻尾根はここを左へ
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土合口、車は入っていきますが人は出てきません
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左の力水を少し飲み、中の登山ポストに登山届を投函
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西黒尾根は今日はパス
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北側に見える白毛門
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通行止めの濃い踏跡。送電線の巡視路でしょう
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マチガ沢ってこれかぁ
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キンミズヒキは車道のところだけで咲いてました
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マイヅルソウですよね
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おっと行き過ぎそうになってしまいました。道路と沢の交差するところよりかなり手前に登山口があります
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道に水が流れてます
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ミヤマシシウドでしょうか
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崩落地、足を滑らすと水に落ちます
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細かい密集花弁で1つだけずんぐり、秋を迎えるサラシナショウマみたいです
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満開のカニコウモリをひさびさに見ました
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カメバヒキオコシが沢のあいだずっと咲いています
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ここで沢と別れて左に歩きます
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傾斜が1段階あがって岩の道です
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ヒメシャジンかと思ったけどソバナでしょう
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ミヤマダイモンジソウ
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沢なので花に見とれて崩落しないように注意しましょう
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オニシオガマ
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木の根をつかむ坂が出てきてました
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だいぶ登ってきました
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鎖では足をかけるところがすべて滑ります。ここは鎖は使わず左の段を行きました
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ここが厳剛新道の一番の核心部じゃないでしょうか。足を滑らせたらアウトです
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登りなのでハシゴは楽々
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トリカブトが増えてきました
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シモツケソウ
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花畑の上は西黒尾根のはずですが、トラバースが数分続きます
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紫がきれいに写せたタカノコンギク
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ガレ沢の頭に到着
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ワレモコウ
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さすがに西黒尾根は人がいっぱい。10〜30mおきに誰かいます
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鎖は使わず登山方向を示す道標として
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登ってきた道を振り返って。こちら側は良い天気です
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ウメバチソウ
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ザンゲ岩が見えてきました。谷川岳はガスにくるまれてます
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アザミですよね
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360度パノラマ
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トリカブト
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こっちはいい天気なんだよなぁ
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岩場では黄色のマークを追います
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うわくちびるが紫のミヤマコゴメグサ
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たぶんミヤマウツボグサ
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ホソバヒナウスユキソウ
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ザンゲ岩の横から
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これは1?もない小さなオトギリソウ
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ヤマハハコ
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2年前の7月は、左の巻道に雪渓がありました
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道標を見ますが、肩の小屋には寄りません
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トマノ耳で新しい看板と真っ白なバックで
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オキノ耳方向。ガスに浮かぶ尾根を歩きます
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ゴゼンタチバナの実
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オキノ耳
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尾根を歩いて鳥居をくぐり
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富士山の浅間(せんげん)神社の奥宮があるんですね
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スカッと晴れないでしょうかねぇ
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これ以上開花しないというオヤマリンドウ
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慰霊碑
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ミヤマキンポウゲ?
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ハクサンフウロ
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ウメバチソウ
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ミヤマコゴメグサ
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露を持ったオトギリソウ
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ナナカマド、紅葉はまだです
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あのあたりがノゾキだな
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ノゾキを水平に
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ノゾキを真下へ
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あのピークが一ノ倉岳
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シロバナヨツバシオガマでしょうか
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一ノ倉岳に到着。山頂広場の避難小屋、中は覗かず
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間違ってもそんな道は行きませんよ
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見えている稜線は馬蹄形、いつか(テントを持って)歩きたい
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シロバナヨツバシオガマのつぼみ?
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反り返るはなびらがあるのでツリガネニンジンでしょう
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ハクサンフウロ
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ミヤマキンポウゲ?
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コウキンカ
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しばし歩いて茂倉岳。写真でよく見たら、武能岳、土樽、一ノ倉岳と正しい方向が書かれてました
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道は見えづらいですが尾根なので迷うことはありません
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避難小屋に到着、途中で出会った2組がここで泊まるとおっしゃってました
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中はきれいでシュラフが3つほどかけてありました
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レンズに水滴がついて幻想的な写真。500?を20秒ぐらいの水量
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ぽっとんトイレを使ったら、小屋の中のポストに寄付しましょう
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土樽駅ははるか彼方。あと3時間も下山が続くと思うとげっそりします
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ミヤマコゴメグサ
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川棚の頭で茂倉岳から万太郎山の稜線
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下に見えてる白いのが関越トンネルの通気口
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葉がとがってるのでアカモノでしょうか
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矢場の頭が最後のピーク。ここから登山口まで1時間30分の劇下りが始まります
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樹林帯になるとこんな道がほとんどです
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見晴らしのいい尾根も少し歩きます
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木の根や岩の劇下りは速度を上げられないのでだいじょうぶ。土だけの坂がついついスピードを上げたくなるので逆に一番きつかった
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下りに嫌気がさしたころ、アルミのおおきな壁が見えてPAの建物が見えたと思ったら平地に到着。土樽の登山口でした
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ここを過ぎたら平原の駐車場
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横はPA。駅まで民家は全くありません
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右に行けば蓮峠
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ツリフネソウ
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ハナニガナ
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万太郎山とはここで合流
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キツリフネ
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マルバダケブキ
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高波吾策像の横の地図。土樽駅までのルートをよく見ておくように
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大きな道は左側ですが、駅に行くには右の高架下をくぐる道でないとだめです
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川端康成で唯一覚えている冒頭「トンネルを抜けるとそこは雪国だった」のトンネル
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ここも道標はありませんが左の橋に曲がります
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左上が茂倉岳、中央奥の谷川岳はすっぽり雲の中
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遠くから見えた赤い屋根は駅じゃなかった
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土樽駅到着
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駅舎に自動販売機。コーラに飛びつくも、外は寒くなりはじめていたので2本目は買わず
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旧プラットフォームから茂倉岳
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15分前に「越後湯沢を出発」、1分前に「まもなく列車が・・・」のアナウンスがありました
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路線図。新潟を中心に北東は米沢、南西は長野まで書いてある(書けてしまうぐらいの駅数しかない?)のがすごい
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全く予想してませんでしたが地上のホームに到着。列車のドアは自動じゃないので自分で開くこと
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20人以上降りたでしょうか。駅前も車がたくさん増えてました

感想

谷川岳を土合から土樽へ縦走。15時21分の電車を逃せば18時まで電車がないケツカッチンルート。この1年の10件ほどのログを集め登山時刻を眺め、最近の自分のスピードが標準タイムに近いことを考えて目標タイムを設定。朝5時に出発すれば休憩なしですが間違いなく14時には到着できるはず。食事は行動食だけにして水は水場があるので多めで1.5リットルを持って、途中の通過時刻を見ながら休憩することにしました。余裕がありそうなので、一度使った西黒尾根じゃなく厳剛尾根を選択。

目標コースタイムをスマホに保存しておき、一ノ倉岳までほぼ設定どおり。これなら15時で土樽に行けそうだったので、ここまで一緒に歩いていた、茂倉岳で往復するといっていた栃木の人を誘い、土樽駅まで下ることにしました。

栃木の人は僕より10歳若く、僕よりほんの少し早い。この人に引っ張られるようにして下りを続け、予定より30分以上早く土樽駅に到着できました。自分のペースを上回っているため、下りでずるっと滑って踏ん張ると太ももがピンと痙攣すること数回。滑りそうな坂は離されるけど一歩一歩、平坦な道は小走りで追いつく。お互い標準タイムよりは早く歩ける自信があって、標準タイムどおりに歩けば間に合うのはわかってるんだけど、やっぱり休憩なしでずっと歩いてしまう。ほんと疲れました。

土樽駅で休んでいると、ほぼ同時刻で土合駅を出発して万太郎山経由で歩いてきた若い2人が到着。万太郎尾根は快晴で景色がよかったそうですが、そちらのルートを選択したら間に合わなかったので仕方がないです。その後土樽駅からの乗車は8名ほど。みんな疲労困憊で電車が来るまで座り込んでました。僕は座るまでと立ち上がる時に太ももがつらいので立ったままでしたが。

土合駅というと地下ホームから暗い階段を上るシーンしか知らなかったので、トンネルを抜けて地上ホームに到着して1分後には改札を抜けてしまい拍子抜けです。得をしたはずなんですが、暗い階段も歩いてみたかったです。

今回は花の写真を撮りまくり花名探しがあり(都度花名は追加・修正します)、複数画像からのパノラマ作成が多数あり、投稿・修正まで時間がかかりそうなので、できた段階でまずは公開することにします。

途中から一緒に歩いた栃木の人は土合口に車を停めていたので土合駅から車で送りました。どこかでご一緒になる機会があるような気が済ますので、またよろしくお願いします。そういえば、土合口から戻る途中、土樽で一緒の電車だった人が歩いているのを見ましたが、最後の車道の登り30分はつらいだろうなあ。

今日山歩きで話した数人はみなさんここ数年で登山を始めたばかりで、どこの登山会にも所属していない人ばかりでした。だいたい似たような速度の人たちなので、どこかでコラボできる機会があれば、声をかけてください。全員じゃなく「ともだち」にだけコラボ勧誘するようなシステムができないか主催者に要望出してみよっかな。

さて、秋が深まるまで日が長い間に行っておきたいルートはどこだろ。たとえば会津駒ヶ岳から御池への縦走。こちらもバス時刻のケツカッチンですがタクシーや最悪は登山者の車にヒッチハイクという手があるので、来週も連休なのでチャレンジしてみたいかも。そのあとは紅葉のシーズンなので、どこにしようかなぁ。

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Copyright(C) 2010-2014 Grandmaster 最終更新:2014/09/15