師匠の散歩

2015年09月12日(土) 八ヶ岳山荘から御小屋尾根で絶景の阿弥陀岳(赤岳は断念)

概要

各種地図    map
概略ルート形状
   map距離x標高
map距離x速度
map時間x標高
map時間x速度
  
  • 出発時刻/高度: 05:01 / 1498m
  • 到着時刻/高度: 15:58 / 1497m
  • 合計時間: 10時間56分
  • 合計距離: 19.1km
  • 最高点の標高: 2747m
  • 最低点の標高: 1495m
  • 累積標高(上り): 1431m
  • 累積標高(下り): 1409m

天気情報

晴れ

稜線は少し風があり、日陰は少し寒いけど日向は暖かく、初秋の良い天気でした。雲が多かったですが、標高2000m以上の山並みがくっきり見えました。

駐車場

八ヶ岳山荘駐車場

駐車場全域で500円。1日料金のはずです。山荘で料金を払うとコーヒーチケット(400円相当)をもらえます。後から考えたら、このあと自動販売機でコーラ(200円)を買ったので、コーヒーより自販機のペットボトル1本のほうが良かった気がする。

往路:群馬から上信越道を佐久南まで、県道152の山道を白樺湖まで(夜中の霧のヘアピンカーブは恐怖です)、八ヶ岳エコーラインから東に曲がってまっすぐ、右手に広い駐車場があるところが八ヶ岳山荘。所要時間:なんと3時間
復路:諏訪南ICへは交差点を3回曲がるだけ、小仏トンネル80分渋滞を見たので勝沼ICで降りる、雁坂トンネル(この日は無料だった)を抜け秩父・熊谷を経由。所要時間:4時間30分。渋滞なしの圏央道経由より30分遅いぐらいで帰れました。

山行時間

5:01八ヶ岳山荘-5:24別荘地TOP-5:27阿弥陀岳登山口-
6:43舟山十字路分岐-6:44御小屋山-7:54不動清水入口-
8:35岩場スタート-9:42西の肩-
9:55阿弥陀岳10:29-
10:58中岳のコル-11:20中岳11:36-11:46コル-12:11文三郎尾根分岐-
13:04阿弥陀岳分岐-13:15行者小屋13:18-13:58赤嶽神社-
15:13美濃戸山荘-15:19赤岳山荘-15:58八ヶ岳山荘駐車場

登山経路

■御小屋尾根から西の肩
御小屋山まで別荘地を含め少しきつめの傾斜の道が続きます。岩場は大したことはなく、森林限界を超えてからのガレた尾根が曲者。足が重かったのでロープが無かったら登れなかったかも。

■西の肩から中岳
鎖のあるガレた急斜面では浮石が多く滑落に注意。特に人が多いときは落石が起きやすいので、グループで来られる場合はヘルメット着用がよいかも。単独の場合は他の人が見えなくなるまで間隔を開けるのが安全。すぐ上を下ってくる人がいたら注意するか先に行ってもらいましょう。

■文三郎尾根
一言でいえば階段地獄。ぐらついている階段があるので、団体客とすれ違う時(抜くとき)は崩落を覚悟しながら歩くか、近寄らないようにするか判断が必要。

■行者小屋から美濃戸山荘まで(南沢)
歩きやすい林道と踏み跡の無い河原はいいのですが、沢沿いの道が岩ゴロの道が多い。登山道というより膝あげ運動+段差降り運動のアスレチックな道。次にこの周辺を歩くときは行者小屋から北沢に行くことを誓った。

■美濃戸山荘から林道
30分から50分の砂利道。道幅はけっこう広いので、道路脇に立って車をやり過ごすことができる。八ヶ岳山荘直前は登りなので疲れがどっとこみあがります。

写真(山行)

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八ヶ岳山荘に一度入ってから外のトイレに行きます。1回100円のチップ制
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着替えと装備準備が終わったしぼちぼち行くか
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登山届を出して御小屋尾根で阿弥陀岳を目指します
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別荘地の分岐には小さいながら指標あり
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ここが登山口かと思ったけど違った
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ここが登山口みたい
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ここで急登がひと段落
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バッテンの無い分岐は好きなほうへ
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行ってほしくない道(崩落防止)はバッテンがあります
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卒塔婆のような板が登山道わきにいっぱいあって不気味。ネット検索によるとマツタケ利権者の境界標とのこと
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シラタマノキの実。ごくわずかに花もあったが撮影は忘れた
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御小屋尾根で1か所だけある階段
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平坦な道になりました
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撮影対象物が無いのでタマゴだけでも
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アザミを見つけた
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ここから急登がはじまる
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大きな段差と思ったが、南沢に比べたら無いに等しいかわいいものだ
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登りがゆるくなると苔のじゅうたん
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舟山十字路との分岐
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三等三角点:鷹打場、2136.93m
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御小屋山の山名表があるが、ここは坂の途中でピークではない
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また登りが始まる
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展望が開けるようになってきた
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ちょっと下ってる
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逆行なので太陽を隠すとピークも隠れちゃう
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悲しいぐらい下ってます
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コルに到着、土だけの道は終わりです
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ヤマハハコ
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ヤマケイ地図によればほぼ水平に約50mで水場があるそうだ
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木の根と岩の登り
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四区って何かと思ったら、北関東の杉に書かれる「一」「山」と似たような境界標らしい。このあとたびたび出てくるだけに間際らしい
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展望が開けた。槍ヶ岳はアルプス(長野県)で最も最初に山座同定できる山だ
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アサマヒゴダイが少し咲いていた
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あちこちに赤い実がありました。6枚葉で花が咲く(4枚葉は咲かない)ゴゼンタチバナの群落です
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シロバナヨツバシオガマ。四季の山野草では「ヨツバシオガマの変種で出会うことが珍しい」とあるが、御小屋尾根ではこの花をあちこちで見ることができた。季節が違うのか紫のヨツバシオガマは見なかった
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あれ五じゃないぞ、と思った瞬間。ステッキを格納し、濡れていないのでサクサク登ります。上に人がいたら落石注意です
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シロタマノキがたくさん
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振り返るとパノラマが広がる。写真中央下は赤岳山荘かな
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丸い小さな葉のコケモモがいっぱい。数粒でビタミン補給
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高山病なのか体調が悪く足が全く上がりません。ざれた急な尾根がピークまで続きそうです
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ミヤマコゴメクサもあちこちで咲いています
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足が上がらないのでロープで体を引き上げます
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登りでは一輪だけ見つけたウメバチソウ
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咲き終わったオヤマリンドウならたくさん見ました
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西の肩から360度パノラマ。阿弥陀岳までは標高差こそないものの摩利支天を経由しないといけません
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摩利支天の東側のハシゴ。下りでは一番上の棒に胸周辺をひっかけないように
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阿弥陀岳直前
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阿弥陀岳到着、20人ぐらい人がいたのでびっくりしたけど、ほとんどが行者小屋方面からの人
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4か所ぐらいの写真17枚をICEでパノラマ作成。先週ガスガスの谷川に登った東京の方と20分ぐらい談笑
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阿弥陀様を撮影するのを忘れてました
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鎖+落石しやすいガレた急斜面を下ると中岳尾根への分岐
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足を引きづり中岳直前
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中岳到着。後ろは阿弥陀岳中央陵だと思う
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中岳のパノラマ。文三郎尾根に40人以上の行列ができている
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コルに到着。すでに足が上がらないが下るには登り返さないといけない
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足を引きずり分岐に到着。周囲にいた数人の人に体調が悪いことを相談し、展望写真は撮れたと自分に言い聞かせて下山を決定
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かなりきつい下りだ。周囲の人が言うように我慢して赤岳に登って地蔵尾根を下ったほうが楽だったかもしれない
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森林限界で阿弥陀岳と中岳を見納め
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段差の大きい階段は数か所でガタガタ動くところがある。団体とすれ違うのはいやだなぁ
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小さな階段のところもある
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中岳尾根への分岐
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沢沿いになりました
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行者小屋が見えてきました
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北沢、南沢、地蔵尾根、文三郎尾根、中岳尾根を勉強しましょう
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行者小屋は小さな小屋に見えます
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無料の水を500cc補給しました
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南八ヶ岳を一望できる場所ですね
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下りの最初は河原から
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ヘリポート
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林道開始
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この周辺は気持ちがいいところ。これで花が咲いてくれていたら
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ガレた道がずっと続く
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また河原に出ました
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ここは南沢コースで最初に尾根が見えるところで多くの人がカメラを出していました
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ウメバチソウ
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崖を見上げると、ミヤマダイモンジソウがあちこちぶら下がってます
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南沢にはテープ類が思った以上に少なく、指導標は皆無だったと思う
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岩々下り
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こいつはひどい
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渡渉
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ゴゼンタチバナの白いのはガクで、オシベに見えた全てが花だというのが良くわかる写真
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石柱が崖にいくつかある。崖の一番上には大きいのがあるんだろうな
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横の小さな岩を見ると「赤嶽神社」の文字があった
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沢からかなり高巻いてます
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アスレチックな道が結構長い間続きました。前のテント泊の重装備を担いだ人は僕と同じドンガメです。元気な日帰りの連中はどんどん抜いていきます
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橋をかけないと渡れない場所がいくつかあります
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ふかふかの歩きやすい道
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黄色のにょっきりさん。キソウメンタケかな
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よく見ると、かなり危ない橋
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アキノタムラソウにしておこう
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ヤマトリカブト
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ここを超えたら
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美濃戸山荘に到着
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シロバナハギかと思ったけど何だろう
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赤岳山荘に登山届ポストがあった
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林道沿いのあちこちにヤマトリカブト。なぜか車道に向かって花を垂らしていて、山の中には咲いていない
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左は登山道だが、地図を見ると遠回りになりそうなので直進します
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わだちの無い砂利道は車が走っていない道なので、(きっと)行っちゃダメです
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地図にあるショートカット
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左上から下ってきました。車道が狭いヘアピンカーブなのでこちらが安全
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げげ、最後にまた登るの?
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車高が低くサスの軟らかい高級ワゴン車は一番注意する場所
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八ヶ岳山荘に到着
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朝に登山届を出したポスト。上に白紙の用紙入れがあります
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車に戻ると駐車料金カードがあった。アスファルト舗装500円と書かなきゃいいのに。支払うとコーヒーチケットがもらえるとわかったので文句を言うこともなかったと反省
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今日はここに書いてあるピークには登っていないんだよな。(バッジコレクターではないので最初から買う気なし)

感想

2日前までは乗鞍でぬるく初の3000m越え登山を考えていたが、八ヶ岳を調べていたら日帰りで赤岳から硫黄岳を周回できるらしい。さらに、阿弥陀岳は360度パノラマが望めるらしい。問題は赤岳山荘までの悪路とのこと。

ということで、八ヶ岳山荘に駐車し阿弥陀岳を経由して赤岳・硫黄岳を大周回する計画を立てました。時間的には日の出すぐに歩き始めたいし車のナビは4時間かかるということで、結局朝1時に自宅を出発。寝床に入っていたけどほぼ睡眠時間ゼロでした。車中泊したかったけど犬を散歩させてからでないと出発できなかった。

結局3時間で到着できたけど周囲は真っ暗。二度寝する気はなく車から出て上を見上げると、2012年の西穂高山荘で見て以来となる雲一つない天の川。コンデジと格闘するも全く撮影できなかったのが残念。朝5時ごろに駐車場を出ていく車があったので何かと思ったら、赤岳山荘では「早朝の駐車受付は5時から」とのことで、八ヶ岳山荘で車中泊をしていたようだ。

登り始めて御小屋山まではいつものペース。でも2300mを超えたあたりからだんだん足が止まってくる。「あと標高差400mで1時間はかかるよね」と教えてくれた2人組みと会った後のガレた尾根では全く足が動かなかった。

結局大周回はあきらめて阿弥陀岳で長居することにしました。そのあとは赤岳までは登るつもり満々だったのですが、中岳への登りで両太ももがつってしまい、文三郎尾根分岐まで上がるのに一苦労。そこにいた5人ほどに言い訳を聞いてもらい、自分を納得させて赤岳に登るのを断念しました。

帰りは往路と同じ道は白樺湖周辺は車が多くて混んでいるだろうと予想し、諏訪ICを経由することにしました。距離が圧倒的に短い圏央道経由で。でも、これがやっぱり失敗。あちこちで事故渋滞をやってて小仏トンネルは80分の渋滞と出ている。ナビを拡大して見つけたのが上氷川峠につけた登録マーク。そうか、大菩薩峠から雁坂トンネルを抜ける道があったぞ、ということで急きょ雁坂トンネル経由にルートを変更。渋滞が始まる前の勝沼ICを降りて塩山駅を経由して無料の雁坂トンネルを抜け、特に渋滞なく群馬に帰ることができました。勝沼ICから塩山までの道ではあちこちでブドウ狩りをしていたので、時間とお金があったら寄ってみたかった。

次の日、段差の大きい階段をガシガシ下ったこと、アスレチックな岩道を歩いたことで、下りはドンガメで歩いたにもかかわらず右膝が痛くなっていた。昼過ぎにはマシになっていたので良かったけど、次のロングコースの前にはここ2年で10kg増えた体重を減らさなきゃいけないな。次と言っても今年は無理だな、ははは。

本日すれ違ったのは50人は軽く超えました。夕方2時を過ぎているのに南沢を登ってくる人が何十人もいてびっくり。ということは、お昼2時ぐらいまでに赤岳山荘に到着する人は、あの砂利道に対向車が来ることを想定すべきか。

赤岳山荘へは悪路で有名な林道ですが、(僕は走っていないので断定できないけど)皇海山への栗原林道よりはましだろうし、近場でいうと佐野田沼から熊鷹山に登る小戸林道に比べたらはるかにましでした。次回の八ヶ岳トライは赤岳山荘まで車で行こうと思います。

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Copyright(C) 2010-2015 Grandmaster 最終更新:2015/09/14