師匠の散歩

2019年08月03日(土) きつかった平ヶ岳

概要

各種地図    map
概略ルート形状
   map距離x標高
map距離x速度
map時間x標高
map時間x速度
  
  • 出発時刻/高度: 04:18 / 840m
  • 到着時刻/高度: 16:47 / 840m
  • 合計時間: 12時間29分
  • 合計距離: 23.29km
  • 最高点の標高: 2141m
  • 最低点の標高: 840m
  • 累積標高(上り): 1667m
  • 累積標高(下り): 1664m

天気情報

曇りときどき晴れ

出発時は軽い雨ですぐに雨は止んだが、ガスの中が続きます。稜線に出てからは晴れときどき曇り。平ヶ岳の湿原は晴天で、まぶしい太陽と涼しい風が気持ちよかったです。午後からはときどき曇りたまに雨。ただ下り坂が濡れることはなかったです。

全体を通し、一番暑い時間帯が曇りだったので、体力の消耗が少なく済みました。

駐車場

平ヶ岳駐車場

朝は新潟側から南下しました。雨で視界が悪い中での鬼のようなトンネルと川沿いのヘアピンカーブはきつかった。
朝4時到着で駐車可能な空き地を含め9割が埋まってました。天気予報が晴天だったし最難関と言ってもさすが百名山ですね。
帰りは桧枝岐から那須方面へ走りました。眠い目をこすりながらヒヤリとする場面もありましたが無事帰宅できました。

山行時間

4:18駐車場-4:19鷹巣登山口-
4:30下台倉沢橋-6:34下台倉山-7:36台倉山-
7:45台倉清水-8:28白沢清水-10:14池ノ岳-
10:48平ヶ岳休憩地-10:51平ヶ岳最高地点-
10:54県境トレイル先端-11:02平ヶ岳三角点-
11:30池ノ岳-12:39台倉清水-13:33白沢清水水場-
13:54台倉山-14:53下大倉山-16:47鷹巣登山口-
16:47駐車場

総山行時間:12時間29分

登山経路

はっきり言って長い。登っても登ってもピークにならずに登りが続く尾根。下っても下っても尾根の終端が見えない尾根を下る。山頂周辺の楽園がなければ途中で心が折れてしまう山です。

目標地点の平ヶ岳がなかなか見えないのは、ロングコースでは逆に良いと思います。目標地点が見えているのになかなか到着できないより、目の前の目標地点をこなすほうが精神的に楽だと思うからです。

ロープを補助ではなくメインで使わないといけない斜面がいくつかあります。稜線では滑落一発アウトな場面がいくつもあります。距離と累積標高が話題となる山ですが、それだけでなくテクニカルな要素が隠れているのをよく理解して登るべきだと思います。ただ、距離20km越え+累積標高1600m越えを日帰りの山に集まるのは、そんなテクニックを持ってる猛者しか来ないというのもありますが。

平ヶ岳のグレーティングはランク5Dとなっています。http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Article/479/784/gure,0.pdf

写真(山行)

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奥只見シルバーラインのトンネル矢印。最初は小さく見えるがなかなか到着しない。こんなところで渋滞は絶対回避したい
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口がないのでポストじゃない登山カード入れ、に登山届を放り込み出発します
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小雨は無視しして、ヘッデンつけて歩きます
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登りっぱなしで橋を通過
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ここから登山道。山頂まで10kmの文字をちらりと見ます
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こんなぬかるんだ斜面が続きます
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ちょっと緩くなりました
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どこに行くんだろう
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稜線が続いてるのでまだまだ続くのだけがわかります
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登ってきた尾根を振り返り
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結局見えていたのは台倉山かな
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トリアシショウマかも
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コメツツジは湿原以外でずっと咲いてました
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ピークに来たかと思ったら次の登りが待ってます
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最初に見えた尾根はもう見えません
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トラロープに全体重をかけないといけない岩場が数か所あります
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アカモノの実
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ここから下って登り返し
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緑のナナカマド。秋は紅葉がきれいになりそう
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やっと燧ケ岳が見えました
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2時間少々で下台倉山はコースタイムなのかな
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このあたりからカニコウモリだらけに
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ヤマアジサイかな
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花弁4枚と5枚のアリドオシが並んでる不思議
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燧ケ岳を見ながら
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足元に紫のミヤマママコナがあちこちに
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オシベの先端が赤いのでキンコウカ
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最初の木道はこの1本だけですぐ土の道になります
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あのにょきにょきの左に登山道が続いてます
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ふっと木道が続いたかと思ったら
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三等三角点:赤川表:1695.27m。台倉山山頂としておきましょう
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台倉清水で3時間越えてます。これからの道のりを思うと憂鬱です
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この樹林帯はカニコウモリだらけです
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ゴゼンタチバナは花に見えてるのは白いガクなんですが、これはガクが少し緑になってる奴です
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濡れてる木道があると危ないなぁ
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これは乗ってはいけないやつで、横の踏跡に続きます
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白沢清水の標識があるけどどこだろう
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木道をズンドコ歩きます
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ハナニガナは少数派でした
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ポンっと晴れました
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探せばギンリョウソウがいっぱい
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黙々と登り坂を歩きます
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たぶんウメバチソウですが、オシベが少ないみたいなのでコウメバチソウではないでしょうか
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湿原にはタテヤマリンドウがいたるところに咲いてます
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コバイケイソウかな
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セリ科でシラネニンジンで決まりと思ってましたが、後ろの葉の切れ込みが少ない。ハクサンボウフウとておきます
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ここで大ブレーキ。とりあえずパノラマ撮影してこのまま下山しようか悩む
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少し歩くとミヤマコゴメグサを発見し小休止
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次に歩くとイワオトギリでまた休憩
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ホツツジを発見しまたもや小休止
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これはアキノキリンソウだろうな
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いろいろ探したけど葉が広いのでハクサンオミナエシかな
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そうこうするうちに肩に乗りました
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予定を大きく遅れて池の岳・姫の池に到着
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空身になって出発。山頂はきっとこの方向
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ワタスゲ
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チングルマ
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コウメバチソウ
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湿原から少し下った樹林帯ではゴゼンタチバナだらけ
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ちょっと茶色いギンリョウソウ
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何も言わないで写真だけ見せたらエイリアンで通りそう
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シャクナゲは最終盤のよう
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イワイチョウがたくさん咲いてます
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正面からイワイチョウ
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イワショウブみたいです
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頂上に人が集まってるように見えます
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チングルマの穂がたくさん
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人の集まってるところは通過し
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最高地点に向かうとニッコウキスゲが咲いてました
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最高地点の向こうにも踏跡があります。あの白い杭が気になります
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最高地点でパノラマ。山座同定したら日記に書く予定
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白い杭のところまで行って撮影。ここは群馬・新潟県境トレイルでした
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二等三角点:平岳:2139.59m。平ヶ岳やっと登頂できました。
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これもイワショウブでしょう
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一緒に県境トレイルまで行った人が玉子石へ行くのを見届け体力温存でピストンします
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シロバナノタテヤマリンドウ発見
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ザックを回収
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ちょっと離れ方が足りなかったか。逆さ平ヶ岳は撮影失敗
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姫ノ池とキンコウカ
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タテヤマリンドウ
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池の岳の展望地なのでミヤマアキノキリンソウとしておこう
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展望地からパノラマ
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下る尾根がどこまでもつながってるのを知っているのでげんなり
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また尾根になって撮影
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朝ステンと転んだ木道
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白沢清水は登山道のすぐ横でした。飲料水とするには勇気と濾過機が欲しいところ
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カメラを変えてからズダヤクシュのピント合致率が高いのでうれしい
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ここの倒木がカワイイ乗り越えにチェンジ
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ここは左をぐるっと回り込んで
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草払いしてた人に水場はOKと聞き、台倉清水から湿った坂を下り、幕営地の影響はないと思われる東に流れる沢で水を補給
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沢の隣に水場に咲くミヤマカラマツ
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ショウマ系だと思いますが調査中
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台倉山から東方面の展望。ここから長い長い下山が始まります
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登り返しでげんなり
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花名わからず。たくさん見たので撮影しときました
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アリドオシの咲いているところでは蜂が威嚇で周囲を飛ぶので、のんびり休めません
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だいぶ下ったはずですが尾根はずっと先まで続いてます
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途中からペースをあげ登山道終了
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林道を歩いて沢で水浴びし、無事帰還できました

感想

しんどかった。もう少し歩けると思いつつ、無駄に増えた体重と、睡眠不足と、長梅雨による登山回数激減と、いろんなものに押しつぶされそうになりながら、休憩後に次々新しい花が迎えてくれて、なんとか池の岳に到着。そのあとは空身で楽々平ヶ岳を堪能できました。

昼間は暑く日焼け止めを何度か塗りましたが、日影も多く、涼しい風もあり、総じて歩きやすい一日ではなかったかと思います。残念だったのは、下台倉山から上では蜂の威嚇攻撃が、下ではアブの無警告咬みつきにより、ゆっくり休憩できる場所が少なかったところ。蜂は威嚇なのでふり払わずにじっとしていると勝手にどこかに行ってくれる。中途半端にふり払って当たったらそのあとが怖い。

本日はゼリー飲料5袋、水3.5+途中追加1リットルをほぼすべて消費。玉子石でも水場があったようなので、登りは水2L+空瓶で下りは水3Lで下山(すべて消費しなくてもよい)が夏場では余裕の水配分ではないかと思います。あまり水を持ちすぎると、登坂スピードが落ちるので考え物。小生の3.5リットルはちと重すぎました。

高山植物をいっぱい見れたし、最難関の一つと呼ばれる百名山に登れたし、満足まんぞく。山頂記録は下山して1日たって書いているけど、足や肩が痛い。日焼けはそれほどではないんだけどね。楽しかった!

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Copyright(C) 2010-2019 Grandmaster 最終更新:2019/08/05